小学校受験ってなにするの?

こんにちは!Dr.教育パパです!
小学校受験の存在を知っていたものの
「ふ~ん、そんなのがあるんだ」「自分には無縁だな 大変そうだな」
くらいで他人事だったのですが
娘の誕生を機に興味を持ち情報収集しているので紹介させていただきます。
この記事では、私が親として、そして情報収集好きな医師として、小学校受験の全体像を整理してみた内容をまとめています。ネット上に公開されている情報や、塾が発信している内容をもとにしつつ、あくまで“Dr.教育パパ的視点”での解釈としてご覧ください。
正確性には配慮しておりますが、最終的な判断は公式情報をご確認くださいね!
小学校受験って受験の時には5才ですよね??
字もぎりぎり書けるかかけないくらいの子供の何を見ているの?
そもそも、誕生日の月によって不利や有利がありすぎませんか?
など、親として疑問が尽きませんでした。
まず最初の感想…
「科目があいまいじゃない?」
確かに小学生のように「国語」や「算数」のような科目があるわけではないので仕方ないですが
実際に調べてみると、小学校受験では明確な“教科”の分類が存在しないことがわかりました。
塾によって科目の種類や分類方法が異なっていたり….こりゃ大変ですね!
親が受験の全体像を理解するのも一苦労しそうです…
まず“共通して求められる力”を整理することが大切だと感じました!
そこで、多くの塾や学校で共通して分類されている代表的な6つの試験内容を以下の表にまとめました。
小学校受験の試験内容6つ
項目 | 内容 | 具体例・評価される力 |
---|---|---|
1. ペーパーテスト | 知識や思考力を筆記で確認 | 常識・数量・図形・言語・推理・記憶など幅広く出題。中でも「お話の記憶」は内容理解や道徳判断も含み、難易度差が大きい。 |
2. 行動観察 | 集団内での振る舞いを評価 | 協調性、リーダーシップ、基本的な生活態度。遊びや活動を通して見られる。 |
3. 巧緻性テスト | 手先の器用さや自立度を確認 | ひも通し、折り紙、衣服の整理など。生活習慣も評価対象に。 |
4. 運動テスト | 運動能力と指示理解を確認 | 跳ぶ・走る・くま歩きなど。先生の指示通りに動けるかも重要。 |
5. 口頭試問 | 表現力や思考力を対話で確認 | お話作り、質問応答など。語彙力や論理性、創造力が問われる。 |
6. 面接試験 | 家庭環境や教育姿勢を確認 | 子どもまたは親子同伴で実施。学校によって形式や質問は様々。 |
【補足】ペーパーテストの主な出題内容
項目 | 内容の例 | 評価される力 |
常識 | 季節の行事、草花、マナー、挨拶など | 生活理解、社会性、道徳観 |
数量 | 数の比較、加減、積木や水の量の把握など | 計算力、論理的思考力 |
図形 | 模写、重ね図形、回転、鏡図形など | 空間認識力、観察力 |
言語 | しりとり、語彙力、同頭音・同尾音など | 言語能力、表現力 |
推理 | 系列、観覧車、仲間はずれ、シーソーなど | 論理的思考、問題解決力 |
記憶(絵・お話) | 絵や話の内容を記憶して答える問題(音声や長文使用も) | 記憶力、聞く力、理解力、道徳的判断 |
最近の傾向として行動観察が重要視される学校が多いようです。
この傾向に私はすごくしっくりときました。
お受験教室で何百回と練習したペーパー練習を試験で発揮する能力は大事ですが…
それと、協調性を同時に評価することは難しいように思います。
小学校受験に求められる子供の像
・課題へ取り組む姿勢がgood
・自分のことは自分ででき、自立している
・他の子供と協調性をもって行動できる
どのお塾の情報を調べていても、小学校の募集要項を読んでいても、最終的に見えてくる本質は共通していると感じました。
小学校側は絵画の才能を持った子供やトップアスリートの予備軍を集めようとしているわけではなく
各校の教育環境の中で、協調性を持って学びを吸収していけるかどうか。
その資質を、さまざまなアプローチで見極めようとしているのだと理解しました!

と、いう内容は大人の事情として理解したものの…
子供なのに、たくさんの能力を見極められていてかわいそう
しかもこんな試験のために遊ぶ時間を犠牲にしてプリントと向き合い礼儀の正しさを洗練し
これを楽しみながらやらなければならないのか、、
「これはもう、親VS親の戦いなのか?」とつい思ってしまう瞬間もありますが、
いやいや、だからこそ親も子も前向きに、健やかに準備をしていけたらいいなと心から思っています。
全国のパパママ、一緒に“いい子”を育てていきましょう!
今後は
ここ、深堀させてください!!!
それでは皆さんお元気で!
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